男性は下半身でモノを考え、女性は子宮でモノを考える、恋愛に対するモチベーションの違いについて 第40回
恋愛の大きなイベントには、『口説きゲーム=セックス』と捉える男性と、『恋愛=結婚・子供』と捉える女性との間に、埋める事のできない大きな溝があります。
男性にとっての恋愛の醍醐味は、セックスであり、『気にいった女性を口説き落として、セックスに持ち込む』というゲームに似た感覚です。
本人は『これは恋だ』と勘違いしていることも多いのですが、性欲を満たすために『恋に没頭』しているだけであったりします。
特に若い男性が恋愛をするのは、相手のことが好きだからという理由だけではなくて、セックスがしたいからでもある訳です。
若い時代の男性は、ほぼ女性の体しか見ていないといっても過言ではないでしょう。
その反対に、多くの女性は恋愛の先に結婚や子供というゴールを考えています。
『好きだから』といいつつも、頭のどこかでは『生活』の為に結婚しようと考えています。
ですので当然、男性の収入や将来性も気になり、『異性としての魅力』と同時に『父親としての適性』を考えたりします。このことは、『打算』ではなくて妻や母親の視点で男性を吟味しようとする大人の女性にとっては当然のことです。
しかし、まだ結婚を意識していない中高生時代の女性は、これとは別の行動ととります。
男性の様に性欲に突き動かされることはない代わりに、『ドラマのような恋がしたい』と願い、『恋に恋する乙女』となります。
相手の男性に夢中になっているというよりも、恋愛映画や恋愛マンガで見たような恋愛をすることに夢中となります。
やはりこちらもまた、『恋らしきもの』をしているだけだと言えるでしょう。
またセックスにたいする考え方も、男性と女性とでは大きく違います。
よく言われることですが、極端に言えば男性は見てくれさえ良ければ、誰とでもセックスができます。
本能的に『種をばらまきたい』『子孫を残したい』という欲求がある為、好きでもない相手とでも平気で寝ることが出来ます。
そして、セックスをして『落としたな』と感じればゲームクリアとなり、何度かセックスをするうちに熱が冷めて『もう好きではなくなった』と恋が終わったかのように感じます。
しかし、実際のところは単に同じ相手とのセックスに飽きただけで、中には『キスまで持ち込めたら、あとはやる気が失せる』といった男性も少なからず存在します。
反対に、女性はスキンシップをとると相手に情が移りがちになります。
そんなに好きではなかったはずなのに、抱きしめたりキスをした翌日から急に愛しさが増してきたりします。
女性は男性のように誰とでも寝ることはしません。
基本的には好きではない相手とセックスする気にはなれないのですが、一度でも肌を重ねた、自分のテリトリーに入ってきた相手のことは、『自分が認めた男性だ』と認識します。
その為、セックスをすると愛着が湧くのです。
逆に表現すれば、情が移ってしまう自分を予感しているから、相手をよく吟味して、おかしな相手を好きにならないように、その男性との気持ちを確認しているともいえるでしょう。
性欲を恋愛や結婚の原動力にする男性と、恋愛を結婚というゴールにする女性との違いです。
キスまでが楽しい男性と、キスからテンションがあがる女性。エネルギーも盛り上がるタイミングも違う為、恋愛や結婚にはすれ違いがつきものです。
実は、『若い男性』『中高生の女性』などと年齢を強調してきたのには理由があります。
男性の性欲のピークは20歳、女性の性欲のピークは40歳。ちょうど30歳前後が、男性と女性の性欲のレベルが同じとなりその後は、男性は年々やる気をなくしていくといわれています。
つまりどんな男性もアラサーくらいになれば、性欲にも振り回されずに恋愛や結婚ができる可能性が高まるといえるでしょう。
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