仮に、交際中の男性が疲れている時の、女性側の対処の仕方についてですが、『男性が疲れていたり、落ち込んでいたりする時は、放っておいて、一人にさせてあげる』ことが大切となります。
男性というのは、疲れたり落ち込んだりすると、自分の穴の中に閉じこもって、どうすればいいのかをじっくりと考えよるとします。
実際には、一人でドライブに出掛けたり、自室にひきこもったりすることが多い傾向にありますが、そうやって一人でいながら、頭の中が整理されるまでじっくりと考えるというのが、男性が疲れた時にとる典型的な行動パターンなのです。
『頼られたい』という願望を持つ男性が、誰かに弱音を吐いたりすることは基本的にはありませんので、女性は男性が疲れているなと察した時は、あえて男性を一人にしてあげることが大切なこととなります。
さらに女性は、男性自身が自分の問題を解決して、閉じこもった自分の穴から出てくるまで、優しく応援しながら見守ってあげることが大切なことになります。
しかし反対に、女性が疲れて落ち込んでいる場合は、男性はとにかくかまってあげることが大切です。
なぜかというと、基本的に女性はストレスを抱えると、しゃべることで、すっきりさせようとする傾向が強いからです。
女性のおしゃべりは、心の清涼剤といわれるくらい大切なことで、女性にとっては、疲れたり落ち込んだりした時のストレス発散方法が、この人とのおしゃべりなのです。
ですから、男性は女性のそばに寄り添い、ただひたすら話を聞いてあげることが出来れば、女性は自分の力で問題解決をしていけます。
ですから男性は、女性がイライラしていたり、何か落ち込んでいたりしているなと気が付いたときは、『何かあったの?』と声をかけて、話をきいてあげることをお勧めします。
ただし、その女性のイライラや落ち込みが激しすぎる場合は、話自体に脈絡がなかったり、意味が良く理解できなかったりする場合もあると思いますが、それでも我慢して女性の話をひたすら聞いてあげて、決してアドバイスをしてはいけません。
冷たくアドバイスをしてしまえば、女性はそれ以上話すことが出来なくなってしまうからです。
大切なことは、女性というものはただ話を聞いてもらえれば、救われる生き物だということです。
できれば、積極的にうなずきながら、話を聞いてあげることが出来れば最高です。
話が終わると、女性はすっきりして元気を取り戻して、話を聞いてくれた人に感謝するようになります。
ここまでの話をまとめると、男性は疲れたり落ち込んだりした時には、『一人にしてあげること』反対に女性が疲れたり落ち込んだりした時は、『かまってあげて、話を聞いてあげること』が大切だということです。
誰しも幼い時は、自分がして欲しい事が、相手も同じ様にして欲しいはずだと考えていますが、成長していくにつれて、男性と女性は別々の生き物であることが分かってきます。
恋愛や婚活、結婚生活で大切なことは、男性は女性の、女性は男性との違いを良く理解して、違うからこそ大切な存在である、というところまで理解できるようになれば、その二人は最高に幸せなカップルになることができます。
それが出来ないカップルには、喧嘩や言い争いが生じてしまい、まだ交際するタイミングではなく、お互いが心の成長の途中なのかもしれませんね。