男性同士がどこかに遊びに出掛ける際には、男性同士で話し合うカフェや落ち着いたレストランなどを選択することはあまりないと思います。
その理由は、男性と女性とではストレスの発散方法が違うからです。
男性はストレスを感じると一人で黙って考えようとします。
もしくは、考えても答えが出ない様な場合は、息抜きの為に何か仕事とは違った別の行動を取ろうとします。
例えば筋トレをしてみたり、ランニングやスポーツをしたりして、仕事以外の趣味にはまることで、ストレスを軽減させて、目の前の問題を乗り越えようとします。
これが女性の場合ですと、男性と大きく違います。
女性のストレス発散の方法は、人としゃべることです。
しゃべることで、目の前の相手に共感してもらい、ストレスを軽減させることが出来ます。
男性と女性のデートや交際のタイミングは、仕事の休みの日であったりする場合も多いので、ショッピングや映画鑑賞もいいのですが、そこには必ず女性と1時間は会話ができるカフェやレストランに行く目的を取り入れましょう。
男性にとっても仕事とは別のショッピングや映画鑑賞は、日ごろのストレスの軽減につながりますし、カフェやレストランでの1時間程度の会話は、女性にとってもストレスの軽減になります。
お互いに仕事の休みの日はストレスの解消をしたいものです。
ただし男性に注意して欲しいことは、カフェやレストランでお茶をしたり美味しい食事をしたりすること以上に大切なことがあります。
それは女性とのコミュニケーションを、問題解決の場にしないで、共感を中心にした心のコミュニケーションに絞り込むことです。
例えば、女性が『昨日は朝方から暖かったのに、急に寒くなったでしょう。薄着してでかけたから、寒かった~』と話したかけられた時は、『ホント、急に寒くなって驚いたよね。』と共感をする返答をしましょう。
男性が女性とコミュニケーションを取る時は、共感を最優先する意識を持てていないと、必ず普段から使っている、問題解決のコミュニケーションを取ってしまいがちです。
例えば、先ほどの女性から『昨日は朝方から暖かったのに、急に寒くなったでしょう。薄着してでかけたから、寒かった~』と話したかけられた時に、『朝の天気予報でいっていたよ』なんて、問題解決をしようとして、頭に浮かんできた言葉を発してしまうと、『昨日の朝は忙しかったの!』と、まくし立てられることにもなりかねませんし、反対に気の弱い女性であれば、共感してもらえず話を聞いてもらえない事に、涙を流したりします。
女性は話をすることが出来ないと、気持ちがパンパンになってそれが涙になってしまうのです。
こうなると男性は、『え?なんで泣いているの』『いきなりどうしたの?』『俺なにか悪い事いった?』という感じであたふたとしてしまうことになります。
この場合の女性は『私の事を全然理解してくれない』と心の中で考えてしまい、次のデートの約束はほぼ間違いなく、無いと思います。
急に交際がストップしてしまった男性は、『俺、何か悪い事した?』『なんで断られるの?』と、頭の中は疑問だらけで、かえってストレスを抱えこんでしまうことになります。
ですので、女性とコミュニケーションをとる場合は、共感することを念頭に置いて交流することをお勧めします。
出来れば、1回のデートにつき1時間は女性の話を聞いてあげてください。
昨日は何があったのか、今仕事の方はどうなのか等、どんなことでも構いませんので、話を聞いて共感してあげること。これが出来ないのであれば、女性とデートをして交流しても、デートの意味が全くありません。
それほど男性にとって女性と交流する際には、共感力が必要とされるという訳です。