恋愛や婚活、結婚生活を上手く行かせる為には、男性と女性の性質の細かな点を理解しておく必要があります。
大昔の時代から男性は狩猟生活の中で、獲物を狩って帰ってくるのを、集落では妻や子供たちが期待してくれて待っていました。
女性が働くことが当然の時代が訪れたのはつい最近のことですから、相当長い期間男性だけが経済的な期待を果たしてきたことになります。
その為、その遺伝子を引き継いできた男性には、女性や子供から『頼られたい』という欲求が本能のように備わっています。
ストレートに表現すれば、『あなたを信じているからついていくわ』と女性から言われたいと願っています。
男性にはこの様な性質がある為、絶対に女性は『親』ではなく結婚を前提として交際している『男性』に頼るべきです。
何かの問題が起こった時に、今までであれば『親』に悩み事を相談して解決していた女性であれば、その相談役を『彼』に変えて、男性の『頼られたい』という本能を呼び覚ましてあげてください。
『あなたを頼っています』という姿勢が、より一層深く男性の愛したいという感情につながって、その女性との関係がより深まっていきます。
勿論相談といっても、金銭的な相談は決していいことではありませんので、この男性の本能的な心理を利用してお金を貢がせようとしてはいけません。
『頼る』といっても、『経済的に頼る』のではなく、『精神的に頼る』ということです。
具体的には、あなたの話し相手になってもらったり、多少のグチを聞いてもらったりすることで、女性の心が軽くなる為の助けになってもらうということです。
男性は話をきいてあげて相談に乗ってあげることで、『頼られている』という自信にもつながりますし、もっと女性にしてあげたいという意欲もわいてきます。
今恋愛中の人や交際中の人は、『親』に相談してきたような事柄を『彼』に向けて相談してみて、その話につきあってくれるかどうかを、今後も交際するかどうかの判断材料にするといいかもしれません。
但し、たとえその話が多少のグチであったとしても、すぐに問題解決をするような言葉が帰ってくるようでしたら、少し考える必要があるかもしれません。
なぜなら、その問題はあなたが成長するために必要な課題であることが多く、いくら的確なアドバイスをされたとしても、心の中のモヤモヤが晴れなければその問題に挑戦して、自ら乗り越えていくことが出来ないからです。
男性の側に、一緒になって問題に取り取り組んでくれる姿勢があれば、その男性は間違いなくあなたを愛し続けてくれるでしょう。
なぜなら、男性は本能的に女性から『頼られたい』と願っているからです。
ただし、ゴール重視で問題解決型の脳特性の男性の場合は、あなたの話を最後まで聞いてくれず、先に『こうすればいい』とアドバイスをしてくる男性も多く存在しますで、その場合は率直に『話を聞いてくれるだけでアドバイスはいいの、この問題は自分で解決すべき問題だから』と伝えてあげましょう。
そうすれば、男性の方も無理をして解決策を考える必要もなければ、あなたの身代わりになる必要もありません。
男性に『頼る』必要はありますが、『身代わり』にさせてはいけないのです。
起きている問題は全て、自分の心の成長の為に必然的に起きていると考えて、心をサポートしてくれる人のような『頼り方』を心がけて、男性にますます愛される女性になっていきましょう。