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恋愛中の異性や結婚相手と喧嘩してしまうのはなぜなのでしょうか。 第8回

恋愛中の異性や結婚相手と喧嘩してしまうのはなぜなのでしょうか。 第8回

世に中にはより男性的な人やより女性的な人が存在していますが、それらを外見や性別とは別に感じる理由は、その人の心(脳)の様相からにじみ出る言葉の違いから判断されます。

その人の発する言葉を通じて、私たちはその人の心や脳、人格などを把握していくことが出来ます。

ちなみに、人の脳は右脳と左脳に二分されていて、それぞれに大切な役割があります。

右脳は感じる領域といわれていて、人の感情を司っています。

反対側の左脳は記憶の領域といわれていて、学習してきた記憶を保存する機能を主に司っています。

パソコンで例えてみれば、右脳がCPUやで左脳がハードディスクに該当するでしょうか。

言葉で何かを発言するためには、右脳で感じたことを左脳で言語化させて言葉にしています。

授業中に先生から質問をされて、すぐに正確な答えを出せる生徒は、右脳と左脳を効率的に連携することが出来る脳を持っています。

女性が2人~3人とグループを作れば、ずっとおしゃべりをし続けられますが、これも右脳と左脳の連携が効率的に出来ているためだといわれています。

それと比較して、男性の脳にも右脳と左脳は存在していますが、脳梁線維の太さが女性の50分の1程度しかない為、女性の様には左右の連携ができません。

ですから、女性の井戸端会議の中に男性が混ざったとしても、その会話や会話の中身の転移するスピードの速さについていけずに、置いてきぼりとなってしまいます。

その為、黙って女性達の会話を聞いているのが精一杯となりますし、その会話により問題解決がされている訳でもないので、すぐに会話にも飽きてしまいます。

この左右の脳の連携が優れている女性達は、仕事をマルチタスクに考えて同時にいろいろな事をこなす能力も備えています。

この能力が一番発揮される瞬間が、子育てだといわれています。

大人になりきるまでの約20年間もの間、子育てというプロセスを何年も回し続けていける能力が必要となります。

結果を出すことよりも、育てるというプロセスを重要視する感性を女性が持ち合わせていなければ、すぐに結果が出ない子供を成人になるまで育て上げることができません。

男性の様に問題解決目的型の脳構造をもっていれば、子育てのストレスが異常に高くなって、出生後の生存率も下がってしまうはずです。

その為、女性の子育てのストレス度と、男性の子育てのストレス度では、その比重が違います。 女性の様にマルチタスクではないシングルタスク脳の男性の場合、同時にこなすべきタスクの種類が多すぎるだけでなく、問題を解決させるわけでもないので、長期間やりがいも感じられず、

そのストレスは女性の数十倍であると予想できます。

近年では女性の社会進出が進み、女性も男性と同じように働くことを期待されていますが、男性社会の中で女性が働くということは、男性の何倍ものストレスでもあるというわけです。

その為、仕事で無理をしすぎて心療内科に通っている患者の男女比率は女性の方が多いという統計も出ています。

同じ人間であるという理由だけで、同じ負荷を同じだけ男性にも女性にもかけることは、正しい行為とは言えません。

脳の構造上の特性をベースおいて、タスク配分すべきです。

恋愛中は男女が一緒に生活をしているケースばかりではありませんので、タスク配分を気にする必要はないのかもしれませんが、同棲中の相手や、結婚相手の場合は、この脳の特性を理解して、どの程度の共同生活が可能なのかを今から良く吟味しておかないと、同棲中や結婚生活後も絶えず喧嘩ばかりになってしまうかもしれませんね。

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