恋愛や婚活、結婚生活など人生に関わることで悩んでいる人は多いと思います。
悩んでいるいということは、自分はなんだか不幸だと感じているようですが、実は不幸なことではありません。
悩みというものは、ただ単に自己評価の低いことから生まれるものだからです。
この自己評価の低さが生まれる原因は、『自分はダメだ。こんな自分ではなくて、あの人みたいになりたい。』とか、『もっと美人やイケメンで健康であったらいいのに。』と思っているからです。
とにかく誰かと自分を比較して、自分はダメなんだと思い込んでいることがほとんどです。
確かに、奇麗な女優さんやイケメン男優、才能のある人を見ると自分がしょぼくれて見えてしまうものです。
これを防ぐ方法として、他の誰かに憧れるのは止めて、成功している自分を具体的にイメージしてみるという方法があります。
つまり、『あの人の様になりたい』ではなくて、『こんな自分になりたい』と思う事です。
そして、成功した自分、頭がよくなった自分、異性からモテモテの自分、何かを達成させた自分、目指すべき自分の姿をイメージすることです。
そうすれば自己評価が少しずつ高まっていきます。
結局、自己評価を上げたければ、他の誰かに憧れない方がいいという事になります。
他の誰かに憧れてしまうと、反射的に自分の中に劣等感が生まれてしまいます。
自分以外の誰かの様になりたいという事は、自分はその人より格下の存在だということを認める事になります。
その為に、自己評価が下がってしまう訳です。
しかし、それは自分に対して失礼ですし、劣等感を抱くことにつながってしまいます。
ですから、他人ではなく理想の自分になりたいと思う事です。
そうすれば、自己評価が上がり変えられない事で悩まなくなります。
劣等感を感じてしまう悩みの根本的な原因は、自己評価が低いからなのですが、ではなぜ私たちは理想の自分ではなく、今の自分に劣等感を感じてしまうのでしょうか。
実はその原因はテレビの影響だったりします。
テレビを観てしまうと、無意識のうちに『あの人の様になりたい』とか『あんな豪華な家に住みたい』とか『あんな車に乗りたい』などと、憧れの感情を抱いてしまいます。
テレビに登場する人物のほとんどは、奇麗な人、才能の豊かな人、成功してお金持ちになっている人達ばかりが出てきます。
すると、今の自分がしょぼく見えてくるし、憧れのあの人と比べて、自分はルックスもよくないし、お金もないし、頭も良くない、という劣等感につながる訳です。
この様に私たちは知らない間にテレビから『憧れと劣等感』を植え付けられている訳です。
そしてその悩みを解決するために商品を買ってしまったりしている訳です。
つまりテレビを観るということは同時に、悩みの材料を手に入れているようなものなのです。
アイドルや俳優に憧れても、私たちの自己評価はまったく上がらず、むしろ下がることの方が多いでしょう。
大切なのは『あの人の様になりたい』ではなくて、『理想の自分の様になりたい』というイメージです。
そうすれば、どんどん自分を好きになっていけます。
その為にも、『憧れと劣等感』を植え付けてくるテレビをあまり見ない方が良いでしょう。
そして、この自己評価を上げる為には、なりたい自分を明確にして、それにむかって行動をすることです。
行動を起こすことで、自己評価を上げていくことが出来ます。
面倒くさいかもしれませんが、まずは今の自分がどうなりたいのかという理想を想い浮かべてみて下さい。
そしてそのイメージを何度も繰り返して思い起こしながら、理想の自分に近づけていきましょう。